でかける

自分で選んだ花でブーケをつくって、プレゼントする


お花屋さんに頼むこともできるけど、自分でつくったブーケは他にはない贈り物。
別れや出会いが多いこの季節。「ありがとう」や「よろしく」の思いを、お花とともにプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
いわゆる花束は敷居が高いかもしれませんがミニブーケなら初めての人にもおすすめです。

自然体で心和ませてくるブーケがいつも店先に並んでいるTiny Nの岡本典子さんに、ミニブーケをつくるコツを教えてもらいました。


ミニブーケつくりに必要なもの
まずは材料を揃えましょう。といっても、ほとんど家にあるもので作れます。

1. 花切りはさみ
2. ひも
3. 茎の切り口を濡らすためのティッシュもしくはキッチンペーパー
4. 3をカバーするためのセロハンもしくはビニール
5. ラッピングペーパー
6. セロテープ
7. 輪ゴム
8. ラフィア(なくても可)


どの花にしようか迷ったら…
お花屋さんに行くと、沢山の花に目移りしてしまうもの。 花選びのポイントを3つ教えてもらいました。

■いいなと思う花を決め、そこから合わせる花を選んでいく
■同系色でまとめる。
■実もの・葉ものを入れる

今回使った花材は、写真左からヘデラベリー(黒い実)、ヒペリカム(緑の実)、スプレーバラのラディッシュ(ピンクのバラ)、ラナンキュラス(白に赤紫の縁どりの花)、ユーカリのポプラスべリー(赤や緑の小さな実)そしてマトリカリアの若宮グリーン(実のような緑の花)。

「まず入れようと思ったのが、ピンク色のスプレーバラ。次にラナンキュラスやポプラスベリーなどを選び同系色でまとめ、黒い実を入れることで引き締めました。そして緑の葉や実、花を足して爽やかに仕上げています」


いよいよ花束つくりです
まずは下準備。花の長さの半分から下の葉を取り除いておきます。


右手(左利きの人は左手)で花を選び、左手の親指と一指し指の間に集めていきます。


手の熱で花が温まりぐったりしてしまうので、スピーディにつくることがポイント。
それが難しいようでしたら、束ねているものを持ちながら流水で冷やすといいですよ。
その時、植物の頭にかけてしまわないように。


通常ブーケは茎をスパイラル状に組んでいくのですが、初めての人は角度をつけずにパラレル(平行)に組んでいく方法がおすすめ。
目立たせたいものを高くするなど高低さをつけながら、まっすぐに花をのせていきます。この時に花と花の間に、葉や実物をクッション代わりに入れていくと ナチュラルな仕上がりに。

写真のマトリカリアのように、目立たせたいものは高くして


くるくる回して、様々な角度から確認して組んでいきましょう。





組み終わったら、全体の長さの真ん中よりやや下あたりをヒモでかた結び。





茎の切り口全体にティッシュを巻き、セロハンかビニールでカバーし、水を注ぎます。




ラッピングペーパーを丸めて、筒状にします。
花の頭を保護するように包み、全体の長さ半分あたりでタックを寄せます。
シールやセロテープでペーパーをとめ、タックを寄せたところはゴムで結ぶ。ゴムの上にラフィアを巻きつけると、華やかに。




完成しました。



「ナチュラルな雰囲気に仕上げたい場合、花の頭をびっしりと揃えるとどうしても緊張感が出てしまうので、高低さをつけたり、間に葉ものや実ものなどを入れるなどして“空気感”をつくるといいですよ。蝶々が、花の上を飛びまわれるようなスペースをつくってあげるイメージで。そうした余白がある花束は、華美ではないけれど人の心を安らかにさせくれるものだと思います。最初は難しいかもしれませんが、練習してみてくださいね」


今回は初心者向けに基本を教えてもらいましたが、もっと詳しく習ってみたいという方はTiny Nのフラワーレッスンへ。
その季節に合わせたアレンジメントやブーケを教えてくれるそうですよ。


エンベロープの小冊子第3号でも、いくつかミニブーケを紹介しています。小冊子は、エンベロープオンランショップでお買い物をされた方に同封しているほか、参加ショップでも配布しています。ぜひ合わせてご覧ください。